コラム

2012年08月『夏の節電対策』

この夏、北海道でも計画停電が予定され、事業所や家庭においても節電対策が求められています。当病院は幸いにも計画停電対象外地域ですが、計画停電実行の際にはさまざまな混乱が予想されます。よって、計画停電が実行されないような「節電対策」は計画停電対象地域とまったく同様に行う必要があると考えています。
そこで今回事務部では、1階フロアの節電に取り組んでみました。主な対策は「不要な電灯の常時消灯」「点灯部分の間引き」「待機電力の削減」です。
対策実施にあたり、まずは照度計で節約可否の調査を行いました。

その結果・・事務作業に必要な600ルクスを維持するのであれば、ほとんどの電灯は不要であるという結果になりました。
よく考えてみると、当病院は大きな窓ガラスと吹き抜けで採光には十分な配慮がされているのでした(「施設案内」も御覧ください)。

というわけで、早速「節電対策」実行開始です。まず、全てのスイッチをつけたり消したりしながら、不要なスイッチに「常時消灯」のシールを張りました。

次に、一つのスイッチで必要以上の電気がついてしまう部分について、「電灯の間引き」を行いました。

夏の節電対策
照度計は出入りの業者さんに
お借りしました

夏の節電対策
これまでは常時ONでしたが、
「節電対策」の結果は上記のとおりとなりました

夏の節電対策
埋め込み式でない部分について電灯を間引いてみました

夏の節電対策
1階だけでも20本を超える収穫(?)がありました

夏の節電対策
待機電力を削減できるタイプでしたが、今までは常にONでした

最後に、事務室内の待機電力をこまめに削減して今回の「節電対策」は終了となりました。

当初は数%削減できれば・・と考えていましたが、感触としては数10%削減できたのではないか・・というくらいの手ごたえです。今月以降の電気料金がどうなるか、ちょっとだけ楽しみです。

(文・写真:事務部)

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