コラム

2012年07月(3)『新・当直見聞録』

 ここのところホームページの更新が活性化している。広報クラブのメンバーががんばってくれているようだ。ぜひ今後の展開に期待したい。

 まあそれはさておき今回は江別すずらん病院の当直事情を紹介しよう。ちょうど1年前の6月には移転前の美唄病院の当直をコラムで紹介しているからすずらんマニアの方はそちらと見比べて変化を感じていただきたい。

 ではまず立地から。江別すずらん病院の最寄り駅はJR高砂駅、ここからなら徒歩5分。マックスバリューの隣のオレンジ色の建物です。またJR野幌駅からでも車で10分位、札幌からでも車で30位となっております。
 午後6時までは正面玄関から出入りが可能、入ると向って左手側にカフェテラス、右手に受付がございますのでまずはご不明な点は受付にお尋ね下さい。初めての当直の際には当院のスタッフがご一緒して院内をご案内いたします。ちなみに午後6時以降は正面玄関と反対側にある裏玄関からの出入りが基本となります。
 受付前で左におれると外来診察室が並ぶ廊下があり、そこを過ぎると目の前が先術のウラ玄関、左手がエレベーターホールとなります。  エレベーターに乗りますと、2階が精神科一般病棟、3階が精神科療養病棟、4階と5階が認知症病棟となっております。そして当直室があるのは6階、エレベーターを降りて右手のドアに入りもう一度右に曲がって道なりに行くと到着です。ちなみに当院では防犯上の理由から各階の出入りにはカードキーが必要となりますので、当直にこられた先生にもそれをお貸しいたします。

新・当直見聞録

新・当直見聞録

 当直室に入るとパソコンが設置された仕事机、大型テレビ、ベッド、ソファ、テーブルなどが迎えてくれます。冷暖房に加湿器も完備、白衣やタオル、院内PHSももちろんご用意してあります。ロッカーもご自由にお使い下さい。またここが美唄時代との大きな違い、当直室内にバスルームがございますのでいつでも汗をお流し下さい。また当直室を出てすぐの廊下には洗面台とトイレの部屋、流し台や冷蔵庫、ポットや電子レンジのある給湯室がございますのでこちらもご自由にお使い下さい。

新・当直見聞録

さて次はお食事のご案内。お食事は当直される時間帯に合わせて朝食・昼食・夕食をカフェテラスにご用意いたします。中から外の季節の彩を眺めるも良し、テラスに出てお食事されるのも良し、実際に理事長先生はよく外のテラスでお食事されています。またカフェテラスには自販機コーナーもあり、お飲み物やパン、お菓子、カップめんなどがご購入いただけます。
また冷たいお茶とあたたかいお茶に関しましてはセルフサービスで飲み放題となっておりますのでご利用ください。

新・当直見聞録

新・当直見聞録

新・当直見聞録

 夜が更けてまいりますと、病院周辺の街は静寂に包まれます。美唄時代には虫たちのオーケストラやカエルたちの合唱がにぎわっていましたがこちらではそれもないために本当に静かです。時折車のクラクションや電車の音がやみに響くくらいです。ゆっくり読書をしたりデスクワークをしたりするにはこの静寂が心地よいと思います。そして夜が明けると、大きな窓から差し込む太陽の光が当直室をあたためてくれるのです。

 というわけで生まれ変わった江別すずらん病院ですが、引き続きたくさんの先生方のお力添えを受けております。もし当院の当直にご興味ある先生がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。いつも当直にいらしてくださる先生方、本当にありがとうございます。

※料理の写真は福場用の大盛りとなっております。実際の当直では通常サイズがだされますのでご了承下さい。

(文:福場将太 写真:栢場千里ほか)

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