認知症疾患医療センター

認知症疾患医療センターとは

認知症治療における専門機関として、保健医療・介護機関等と連携を図りながら、認知症疾患に関する鑑別診断とその初期対応、身体合併症と行動・心理症状への対応、専門医療相談などを実施します。
また、認知症の方が住み慣れた地域で安心して生活できるよう、地域の保健医療・介護関係者への研修を通して、地域の認知症疾患の保健医療水準の向上を目指します。

センター長からのごあいさつ

長寿社会の到来に伴い認知症の方が増えてきました。認知症になってもご本人やご家族が困らない地域を作るために、当センターでは地域の医療・介護・福祉機関の方々と連携して専門的な認知症の診断と治療を行っております。認知症のことでお困りの時は当センターまでご相談ください。

業務内容のご紹介

専門医療相談 専門の相談員が、本人・家族・関係機関を通して認知症に関する相談を受けます。
鑑別診断と初期対応 専門の医師が診断を行い、治療・介護方針を説明します。
身体合併症や行動・
心理症状への対応
外来診療や入院診療で、老年内科疾患や行動・心理症状を治療します。
病状により他の医療機関を紹介します。
地域連携の推進 地域の医療機関、地域包括支援センター、市町村の関係機関、家族介護者の会等と連携を図り、認知症疾患医療連携協議会を設置し運営します。
研修の開催と協力 認知症医療従事者や家族・住民などを対象とする研修会の開催と協力を行います。

初回診療について

診療日 月曜日~金曜日(午前)
所要時間 約2時間
おおよその費用 後期高齢者(1割負担): 4,000~5,000円
国保、健保(3割負担): 12,000~15,000円
  • 予約制のため、011-384-2100にお電話ください。
  • かかりつけ医の紹介状が必要です。
  • 生活状況を説明できる方の同伴をお願いしています。
  • 「お薬手帳」をお持ちの方は持参してください。

診療の流れ

受付

問診

検査 認知機能検査、血液・尿・胸部レントゲン・頭部CTスキャン・心電図等
(MRI・SPECT等は、必要に応じて協力医療機関に依頼します。

診察、診断、治療や介護についての説明

医療関係者の皆様へ

『認知症疾患医療センター』との医療連携に際して算定できる項目は以下のとおりです。

(1)医療機関が認知症疑いの患者を『認知症疾患医療センター』に紹介するとき
   ⇒診療情報提供料(Ⅰ)250点+認知症専門医療機関連携加算100点=350点

(2)『認知症疾患医療センター』から逆紹介の後、『認知症疾患医療センター』から交付された
  「認知症療養計画」に基づき治療管理を行い診療情報を文書により患者に提供したとき
   ⇒認知症療養指導料350点(月1回6月まで)

(3)医療機関が認知症の急性増悪につき『認知症疾患医療センター』に紹介するとき
   ⇒診療情報提供料(Ⅰ)250点+認知症専門医療機関連携加算50点=300点

【受診の流れと算定項目】

診療情報提供書について

当院に患者様をご紹介頂き、有難うございます。
貴院指定の書式をご使用いただいてもかまいませんが、診療情報提供書の書式がない等ございましたら、下記の様式をダウンロードまたはプリントアウトして、江別すずらん病院認知症疾患センターへの診療情報提供書としてお使い下さい。
なお、Fax、電話または郵便などで診療情報提供書の用紙をご請求頂きますと、すぐに新しい用紙をお送り申し上げます。

【ダウンロード様式】

※下記をクリックするとExcelファイルが開きます。そのページをダウンロードまたはプリントアウトして診療情報提供書としてお使いください。

»診療情報提出書(Excel形式)