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コラム2021年11月「デイケアコラム9月号 芸術の秋？食欲の秋？」
みなさんこんにちは。最近コロナも少し落ち着いてきて、（まだまだ油断はできませんが）少しほっとしています。東京五輪の終了と共に蒸し暑かった夏も終わり、北海道の秋も少しずつ深まって来ました。
先日、デイケアの利用者さんに秋といえば？と質問すると、「さんま」「赤とんぼ」「食欲」「読書」「芸術」「スポーツ」など、たくさんの答えが返って来ました。私はというと… 後ほど
今回は秋をテーマに活動を報告いたします。
まずは芸術の秋
デイケアのプログラムの中で、絵画等の芸術活動を長く取り組まれている方が数名います．中でも芸術性が高く、「多くの方の目に見てもらい、知ってもらいたい」という想いで、4月から展示作品を応募しました。3〜4名の方から多くの作品が集まったため、アールブリュット展と題して、病院玄関前に展示を始めました。
※アールブリュット（アウトサイダーアート）とは加工されていな生（き）の芸術、伝統や流行、教育などに左右されず自身の内側から湧き上がる衝動のままに表現した芸術を指します。
左の写真は展示風景と作者の一人である西澤氏 彼のボールペン一本で仕上げる作品とメッセージである心の叫びには感動を超えて、魂が震えあがる感覚になります。他にも個性的な作品を多く展示しています。 作品は2ヵ月毎に入れ替えを行っています。 当院にお寄りの際には、正面玄関前に注目してください。みんなの魂のこもった作品がお出迎えいたします。
実際の作成風景
つづきまして食欲の秋
デイケアでは旬の食材を使って調理実習を行うプログラムがありましたが、残念ながら現在はコロナの影響で調理は自粛中です。しかし、食いしん坊のスタッフが病院のお隣のスーパーで売っていたトウキビの話をすると、多くの利用者さんが「食べた～い!!」「今年は一度も食べてない」等の意見があったため、急遽プログラムを「旬のものを食べる会」に変更。早速、買い物係がおいしそうなトウキビを買ってきます。
皮むきを担当した主婦チーム 長年の主婦業をやってきただけあり手際が良い。
この後大きなお鍋に入れてゆで、みんなで美味しくいただきました！！
次は、みんなで植えたサツマイモの収穫が待っています。
実り具合の確認ということで、一部を掘り出して早速試食！！
おいしいサツマイモでした。
さて、私はというと…
やはり、食欲の秋でした。
ごちそうさまでした。
（文：写真・文 デイケア ソーシャルワーカー）
