コラム2013年08月『2013夏祭り〜江別に鹿・・いや、イカ軍団登場！〜』

　７月下旬から８月上旬にかけて、各地で花火大会や盆踊りが行われているようです。今年は今一つですが例年であれば日差しも強く、１年の中で最も暑く「夏を楽しめる」時期だからかもしれません。
　そんな中、当院でも７月２７日（土）に「第２回　すずらん夏祭り」を実施しました。昨年実施した内容をもとに、１時間程度で患者さんにも楽しんでもらえるようなプログラム作りを心がけました。
　イベントの目玉は「札幌啓成高校吹奏楽局」の皆さんによるブラスバンド演奏ですが、その前座として行事委員会でも職員の出し物を企画しました。その結果・・どういうわけか、「函館名物イカ踊り」をすることに（ジェジェ！）。
　なぜにこういうことになったのか・・参加する職員も頭に「？」を浮かべつつ、とりあえず粛々と準備を進め、当日を迎えることとなりました。

　患者さんが司会を務め、いよいよスタートです。

【司会の様子】事前に台本を何度も読み直し、入念に練習をしていました。影なるご努力に感謝です。

【やぐら】例年活躍している「やぐら」です。盆踊りをするのにやぐらを置く場所がなく、一応端っこに飾られました。置き場所については今後の課題となりました。

【鹿（？）】イカ踊りなはずですが・・「シカ踊り」と間違える職員も現れました。しかもこの着ぐるみは「トナカイ」です。本番では大丈夫だったのでしょうか？

　院長の挨拶に引き続き、職員による「イカ踊り」が始まりました。満員となった観客の期待に応えることはできるのでしょうか？

【会場の様子】事前にご家族にも案内を出したこともあり、多くの参加者で会場は満員となりました。

【イカ踊り】普段は恐ろしい病棟課長等も混じり、コミカルな動きを披露します。仕事の合間に練習を重ねました。単調な動きに見えますが、やってみると結構足腰に来ます。

【イカ踊りを観る患者さんと職員】皆さん手拍子で踊りを盛り立ててくれました。しかし職員の方が盛り上がっている気が・・。

【？？】なぜに江別なのに「函館名物イカ踊り」なのか、なぜにシカの着ぐるみなのか・・。頭に「？」を浮かべつつも皆一生懸命に踊ります。

【一緒に踊ってくれました】アンコールでは、患者さんも一緒に踊ってくれました。当院の院長や看護部長も輪に混ざり、ある種感動のフィナーレとなりました。

　続いては毎年恒例の「盆踊り」です。踊りが続きますが短時間の催し物なのでご勘弁を・・。

【盆踊り①】通路をぐるぐる回りながら皆楽しそうに踊ってくれました。昨年は屋外だったため広いスペースで踊れたのですが・・。行事の企画立案って難しいものですね。

【盆踊り②】車いすの患者さんも参加です。ハッピ姿も良く似合っています！

【盆踊り③】ぼかしが入ってしまっていますが、感動して涙を流している患者さんもおりました。企画してよかったな～と思える瞬間です。

　そして盆踊り休憩の後は、札幌啓成高校吹奏楽局によるブラスバンドの演奏です。皆さんは「夏期講習」期間中ということで、当日も１２時過ぎまでお勉強をした後に当院にお越しくださいました。
　昨年は屋外での演奏で、江別の「風」に悩まされ思うような演奏ができなかったとのことですが、今年は２日前に天候不良のため体育館（機能回復訓練室）での開催が決まったことから、不安もなく当日を迎えることができたようです。
　曲目は「踊るぽんぽこりん」「きよしのズンドコ節」「We are the world」、そしてアンコールで「ふるさと」でした。ベースなど昨年はなかった楽器も登場し、迫力ある演奏を披露していただきました（ちなみに、当院の体育館は演奏時に音響が良くなるよう配慮されているようです。詳しくは『施設案内』をご覧ください）。

【演奏の風景】総勢２０名による熱のこもった演奏でした。

　当院院長から、「感動しました。来年もお願いします。」と早くも来年度の演奏もお願いするコメントがありましたが、会場の誰もがそう思うような心の入った演奏でした。

　そして演奏終了の興奮も冷めやらぬ中、最後は看護部長が締めくくって夏祭りは終了となりました。イカ踊りはともかくとして、来年も参加してくださる方が楽しめるような企画を考えていきたいと考えています。

（文・写真：行事委員会）

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