コラム2013年07月『7月の作詞』

糸電話

やっと笑ってくれたね　ずっとそれが見たかった
わかってやれなくて　代わってやれなくて　いつも本当にごめん

何故か言葉が尖ってしまう　そんな時もあるけれど
出会ってなかったら　いてくれなかったら　今の僕はここにいないだろう

この先も見えない糸で繋がっていてくれないか
時として敵見方に分かれてもまた引き合えるように

違う明日に向かっていても　同じ今日を生きている
嫌なとこにがっかり　いいとこにほっこり　そんなことをくり返しながら

この先も見えない糸で繋がっていてくれないか
時として北南に離れてもまた呼び合えるように

この命　見えない糸で結ばれているものならば
この心　見えない糸に伝わっていくものならば
僕たちは子供の頃に遊んでたあの糸電話
時として天と地とに裂かれてもまた手繰り寄れるだろう

Written by 福場将太

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