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コラム
コラム2013年03月『患者様の目線で』
その(1)
私事ですが、先日コンタクトレンズを買いに行き、眼科(クリニック)受診をしました。(江別市外)職業病だと思いますが、こんなところを観察してきました。職員の数、職員の応対(接遇)、待ち時間、待合のアメニティや音楽、待合の掲示物、受付してから診察・会計までの流れ(処方は院外なので、観察できませんでした。)などなど。
一番気になったのが、「暇そうにしている職員がおしゃべりしている姿」でした。なんだか、ちょっと不快な気持ちになりました。
その(2)
先月ですが、腰の痛みがとても強く歩けない状態になり、翌日、総合病院の整形外科を受診しました。その時は、職業病といえども、あまり周囲を観察する余裕がなく、検査、診察、会計、処方後に、早々と帰りました。その中で、とてもありがたく思ったのは、「自分にこころ配りして声をかけてくれる職員」がいたことでした。
そんなことを考えながら、わが身を振り返ったときに、昨年4月から外来診療を開始し、患者様にはたくさんのご不便をおかけしてきました。4月当初は、職員全員が不慣れな業務の中、患者様や同伴されているご家族や医療関係者様の広い心に助けられ、そして今に至っております。
患者様の来院が少ない日は患者様からみた職員はどのように映っていただろうか?待合室にいらっしゃる患者様にどれだけこころを配り、配慮ができていただろうか?と考えると、反省する言葉しか思い浮かびません。
外来診療を開始し、1年が経過しようとしています。いつまでも新人気分ではいられません。地域の皆様に貢献できる病院として、専門職として、医療サービスを提供しなくてはなりません。ときには失敗することもあるかもしれませんが、今後も試行錯誤して、改善していきたいと思います。
外来にはご意見箱を設置しております。もちろん直接おっしゃっていただけることがありましたら、職員に声をおかけください。しかし、言いづらいことなどがございましたら、ありのままのご意見を投書していただければと思います。
安心して通院していただける外来を目指して!
ご意見をお待ちしております!
(文:外来・訪問看護課)