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コラム
コラム2012年11月『認知症家族会報告』
2012年10月30日、認知症の家族会の方々が当院へ見学にいらっしゃいました。
滋野看護部長と精神保健福祉士主任川岸が当院の概要について説明させていただきました。
まずは院内設備を見て回ります。
院内見学スタート
脳波検査室
給食室
カフェテリア
6階の体育館
来ていただいた方にうかがったところ、当初の「精神科病院」のイメージは“暗い・鉄格子・退院できない”いった内容であったけれども、当院の見学を通し、明るく開放的で精神科へのイメージが変わったとお話をいただきました。
会場を移し・・・「江別すずらん病院ってどんなところ?」と「外来受診の流れ」について説明をさせていただきました。
スライドにて説明開始
当院で大事にしていることって?
意見交換(1)
意見交換(2)
最後は質問コーナーを設け、意見交換を行い当院で出来ることは何かをお話させていただきました。
家族会の方々は何の相談に乗ってもらえるのか、3ヵ月で病院を出されてしまうのではないか、認知症ってどこまで見てもらえるのだろうか、病院への入院と施設への入所は何が違うのだろうかなど多くの悩み・疑問を抱えていらっしゃいました。意見交換を聞いていて、家族の方々は大きな不安・悩みを抱えながら、解決方法を模索していることがわかりました。
老化に伴う不適応や認知症の問題も私たちが取り組むべき医療です。これらの「こころ」の医療を患者さんやご家族の立場に寄り添いながら、われわれ職員は開かれた立場でオープンな精神科医療を行い、地域の方々と一緒に歩むことが出来る存在であり続けなければいけないと思いました。
(文・写真:地域連携・医療相談課)