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すずらん広報倶楽部
すずらん広報倶楽部2015年07月 突撃取材平成27年度第1回『〜今年も何をやるか考えるところから〜』
今回の登場人物:
川岸聡美(かわぎしさとみ)
認知症疾患医療センター主任(精神保健福祉士)
またしても急遽来られなくなった本條記者の代打で登場してくれたが、キャラが違う(正統派)ため大幅な台本変更を余儀なくされた。
『へぇ〜、そうなんですか〜。』
澤口篤(さわぐちあつし)
同じく本條記者に翻弄された結果、急遽参加となる。
『いや本当に……コラムもつぶやきもできていなくて……。』
本間亜希(ほんまあき)
産休から復帰したことを、存在するのか分からない「ファン」に伝えたくて今回の会合を企画した。
『産休中、結局私のところに取材には来なかったんですね。*』
*当然です。
桜井恒(さくらいひさし)
取材の1日前から当院の医事課長として着任した。訳も分からぬまま取材に参加となる。
『入職も昨日からなので……何も分かっていないということしか分かってません。』
加藤二郎(かとうじろう)
医事課長を解任となり、次は何をしようか考え中である。
『普段、ほぼ単独で取材しているので……また違った視点での意見が出ると良いのですが。』
〜* * *〜
加藤:「当院で働く職員の姿や、地域とのつながりをお伝えする。」というコンセプトで開始した「突撃取材」……。2012年7月に「デイケア」を取材してから地道な活動を続けてきました。今回、取材開始3周年を記念し、このようなお時間を記者の皆さんに頂いた次第です。
本間:産休明けての率直な印象ですが……。記者、減りましたね。
【今回のメンバー】
桜井氏は昨日入職したばかりの「増量剤」ということを考えると……確かに寂しいですね。
加藤:各部署の業務増加に伴い広報活動に注げる労力が大幅に減少した1年でした。最近はもう、ほとんど私の独り相撲のような状況です。
澤口:私もデイケアのコラム書けなくて本当にすいません〜。
本間:それで、昨年はこの場にいた作業療法士や栄養士もいないのですね。
澤口:私も幽霊部員なのでいないと思ってください……。
加藤:まあ、そんなこんなですが、今年度も活動するにあたってのヒントが欲しいので……昨年までの活動結果をもとに意見を出し合ってみましょう。
年度 | 回 | 取材内容 | 対象 |
---|---|---|---|
H24年度 | 1 | デイケアって何? | 院内 |
2 | 病院の最前線で働く臨床心理士に突撃 | 院内 | |
H25年度 | 1 | 江別の有名スイーツ店に突撃取材 | 院外 |
2 | 病院の台所をきりもりする栄養管理課に突入 | 院内 | |
3 | 衣類洗濯を行ってもらっている委託業者さんを出張取材 | 院外 | |
4 | 広報倶楽部の各メンバーが本年度の活動を振り返る | 他 | |
H26年度 | 1 | 病院を縁の下を支える「何でも屋」を突撃! | 院外 |
2 | 「病院の顔」安田院長を突撃取材 | 院内 | |
3 | 本條記者が活躍する「ケアカフェ」に突撃 | 院外 | |
H27年度 | 1 | 今年、何をやるかを考える(今回) | 他 |
【年度ごとの活動内容】
年2〜4回は活動できています。個人的には上出来ですが、皆様の心には響いておりますでしょうか?
〜* * *〜
本間:院内に関して言えば、まだまだ取材をしていない部署がありますね。リハビリテーション課、薬剤部、外来・訪問看護課……。
澤口:夜間警備の方に夜通しで取材するというのも興味深いですね。
加藤:それは確かに……。しかし取材がしんどそうです。まあ桜井さんがいるから何とかなるか。
桜井:えっ……。
川岸:あと……先生方への取材も可能なのですか?やはり患者さんの関心度の高さを考えると外せない取材候補だと思います。
本間:産休から私が戻ってきた『地域連携・医療相談課』も取材可能ですね。加藤さんも興味あると思いますが。
加藤:「地域連携……・」は今後の課題に取っておくことにして……。患者さんの関心が高い「医師」「看護師」を中心に、院内での取材を年2回くらいは企画したいですね。
本間:加藤さん……「地域連携……・」取材したいくせに。素直じゃないですね……。*
*素直です。
【取材はしませんが……】
本日使用していたデジカメに写真があったので掲載しておきます。これ、一体何に使った写真ですか?
〜* * *〜
澤口:当院では来年1月に「デイケアセンター」が開設予定で、既に着工が始まっています。その様子を順次掲載していけば面白いのではないでしょうか?
加藤:そちらはそちらで順次状況がホームページに掲載されるよう依頼済みです。澤口さんも引っ越しが近くなったらよろしくお願いいたします。
澤口:分かりました〜。
加藤:皆さん有難うございます。ここまでで、院内の取材先は向こう5年分くらいのネタがあることが確認できました。あとは……無理に取材することもないですが、院外でめぼしい対象はありますか?
一同:う〜ん。
【考えるビーナスたち】
人は考え事をすると左を向くんだとか。
〜* * *〜
川岸:そういえば、平成27年8月に、江別市で初めて「認知症カフェ」が開催される予定です。当院も認知症疾患医療センターということもあり、協力医療機関として開催に関わる予定です。
桜井:「認知症カフェ」って……何ですか?
川岸:平成24年9月に厚生労働省が策定した「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」に記載されている認知症施策の1つです。「認知症カフェ」とは、明確な定義は無いようですが、認知症の人と家族、地域住民、専門職等の誰もが参加でき、集う場のことです。
加藤:昨年も「ケアカフェ」を取材しましたが……。「カフェ」流行っていますね。
川岸:誰にとっても敷居の低い集まりということで使われているようです。認知症関連でお困りの方が気軽に参加でき、悩みなどを相談できる「カフェ」になるよう、当院としても積極的にかかわっていきます。
加藤:結構なイベントなんですね。では、取材予定ということで頭の中に入れておきます。
というか、それを宣伝しに来たのでは?
川岸:やっぱりバレます?
【宣伝中でも……】
本日の会合をエスケープした作業療法士を目ざとく見つける記者たち。
澤口:あと……現在デイケアでは、月1回、当事者研究とSSTで有名な向谷地(むかいやち)先生にお越しいただき、プログラムを担当していただいています。院内と院外の中間ということで、向谷地先生に取材するというのも良いのではないかと思います。
桜井:SSTって何なのか分かりませんが……。だからこそ取材するわけですね。
澤口:SSTとはSocial Skill Trainingの略で社会技能訓練と訳されます。説明すると長くなるので……是非取材候補に加えてください。
加藤:向谷地先生次第ですが、候補にはなりますね。
〜* * *〜
加藤:こんなところで結構良い意見が出たように思います。今年は以下のような活動で1年を過ごしたいと思っていますので皆様よろしくお願いいたします。
1.院内取材候補
・医師、看護師を中心に2か所程度を予定する。
・5年くらいは企画を継続できるはずである。
2.院外取材候補
・認知症カフェ
・デイケアプログラム(外部講師)
⇒いずれも当院との関わりもあるため王道な取材候補と言える。
【本日のまとめ】 結構真面目な感じになりましたが……バランスよく番外編も混ぜられればベストですね。
(文・写真:すずらん広報倶楽部)