すずらん広報倶楽部

2013年04月 突撃取材第番外編『江別の有名スイーツ店に突撃取材!』

■今回の登場人物
<今回お話を伺ったのは…>
若狭 美代子(わかさ みよこ)さん

江別のご当地スイーツ店「ベイクド・アルル」の"美人すぎる"店長さん。いつも素敵な笑顔で心も癒してくれます。
『最後にお得な情報もありますよ〜!』 

 

能登 あゆみ(のと あゆみ)さん

当日出勤していたため取材に巻き込まれる。「ベイクド・アルル」では『接客係り』としてサービス向上に努めている。
『記者さんの名前もちゃ〜んと覚えましたよ〜。』

<今回取材を行ったのは…>
澤目 亜希(さわめ あき)

最近「澤目 亜希」の名前で病院HPにアクセスしている人がいることを某レポートで知り、モチベ―ションが急上昇している。ツイッターでもPSW1号として絶好調つぶやき中。
『私って人気出てきたんですかね〜(↑↑)』


渡辺 祥子(わたなべ よしこ)

普段の広報活動に興味は全くないが、今回の取材先を聞いて勝手に参加してきた精神保健福祉士。持ち前のゆるキャラを支持する人も多いとか少ないとか。
『私だって頑張っているんですから〜』

加藤 二郎(かとう じろう)

経営企画室長代理兼医事課長という正体不明な役職者。すずらん広報倶楽部』部員としてHPの管理も行っている。
『読んでいただければ分かると思いますが、あくまでまじめな企画です。』

<2月某日 病院の廊下にて>

澤目:加藤さ〜ん。次回の突撃取材はいつやるんですか〜?

加藤:いや…特に決めてないですけど…。何だかすごいやる気を感じるけどどうしたのですか?

澤目:この前、私の名前で病院ホームページにアクセスしてくれている人がいるって教えてくれたじゃないですか。そこで…更にアクセス件数が増えればいいなと思ったんですけど。

加藤:(す、すごい自分本位な理由ですね…)…じゃあ、今度打ち合わせでもしますか。


【参考資料】ホームページの管理会社さんからこのようなレポートが届いたのでやる気になったみたいです。

<3月某日 地域連携・医療相談室にて>

澤目:今度はどこに取材しますか?。

加藤:第1回目がデイケア課、第2回目が看護部、第3回目が…臨床心理課でしたね。

澤目:すると次は…リハビリテーション課、栄養管理課、事務部あたりでしょうか…。

加藤:まあ、この取材の目的が『病院で頑張っている職員の姿を紹介する』ですから順番に取材するのも良いですね。しかし…何か『ひねり』が欲しいんですよね。

澤目:『ひねり』ですか…。じゃあ、私の特集でもしますか(笑)?

加藤:華があるのは良いことだけれど、澤目さんのテンションがこれ以上あがったらついて行けません(冷笑)。

澤目:私の取材目的は『私の知名度を上げる』ことなんですから…そう言わずに検討してくださいよ〜。


【打ち合わせの風景】勘違いをどのように正すか…。悩みます。

加藤:勝手に個人目標を作られても困ります。でも、『ひねり』も『華』もある企画…ひらめいたのですが。

澤目:といいますと?

加藤:突撃取材の目的に『地域とのつながりも紹介する』を追加して…。ここで一度、病院の外に出てみようと思うのですが。

澤目:私も仕事柄、地域連携の一環でいろいろな場所にお伺いしますが…。そういった場所ですか?

加藤:それも良い企画だとは思いますが、今回私が考えているのは…。ほら、高砂駅(当病院の最寄り駅です)の近くに素敵な店員さんがいる洋菓子屋さんがありましたよね。

澤目:『ベイクド・アルル』ですか?確かに店長さん素敵ですよね。地域連携・医療相談課でも良く買いに行きます。でも…正直『ひねり』すぎではないでしょうか?

加藤:そうですよね…。やはりちょっとおかしいですかね…。

渡辺:そんなことはないと思います!『地域とのつながりを紹介』できるし、休憩時間の職員の姿も『職場で頑張っている職員の紹介』につながると思います!!何より、素敵な笑顔の店長さんを取材する中で、私たちも『接遇』面で学ぶことが多いと思うんです!!!


【打ち合わせの風景】突然話に入ってくる渡辺さん。

加藤:突然出てきて熱弁ふるいますね。要するにスイーツ食べに行きたいのでは?

渡辺:当然じゃないですか!…いや、それももちろんありますけど、取材先として相応しいと本当に思っているんです。私だってまじめな意見言うんですから〜!

加藤:わ、分かりました。では『ベイクド・アルル』さんに取材可能か聞いてみます。


〜その後、『ベイクド・アルル』さんのご好意で取材が実現することとなりました〜


加藤:この度はこちらの依頼を快諾いただき有難うございます。まあ、気楽な企画なので楽しくやりましょう。まず、折角ですから『ベイクド・アルル』さんのご紹介からお願いします。

若狭:何だか恥ずかしいですが…分かりました。『ベイクド・アルル』は1994年4月25日に設立した生菓子メーカーです。北海道産の素材にこだわり、独自の美味しいお菓子を食べていただくことを常に心がけております。過去には「大丸」等にも出店し、主にシュークリームやロールケーキを販売しておりました。一方、工場は当初から江別(この場所)にあり、この場所で製造したお菓子を各店舗に流通していたのですが…。「製造したお菓子を一番良い状態でお客様にお届けしたい」との想いから直売店(このお店)を工場に併設する形で出店することとなりました。現在はこのお店と麻生店の2店舗となっております。


【取材の風景】普段はここでケーキやコーヒーを注文できます。

渡辺:私、仕事帰りにかなり頻繁に来ているのですが…江別すずらん病院ができてから売上あがりました?

若狭:良くいらっしゃっていますよね?どうもありがとうございます。江別すずらん病院の職員さんには良くいらしていただいていて…他にも眼鏡をかけた男性の方も良く黒千石のケーキを買っていかれます。あとは…白衣を着た方もたまにきます(笑)。

渡辺:黒千石のケーキ、私も大好きです〜。ところで…アルルさんと言えば「さくもちシュー」ですが…一体どのくらい売れるのですか?

若狭:そうですね…。現在、1日平均400個、最大で1日700個売れたこともあります。時には一度に100個予約していただく方もいらっしゃいます。

澤目:そ、そんなに売れているんですね〜。それにしても1度に100個って…。

若狭:手作りなので製造数量を増やすことができず、売切れてしまう時もあり申し訳ないです。いずれは1日1,000個売れるように体制を整えたいです。


【さくもちシュー】病院なので「シャボネット」と比較しましたが…分かりにくいですね。重さが120gもあるそうです。

渡辺:あと、前から聞きたかったのですが…。やはりこの仕事って太ったりしますか?

若狭:します(笑)。シュークリームは毎日、ケーキも定期的に試食しているので…必然的に太ります。勤め始めて10kg太った人もいます。

渡辺:それは大変そう…うらやましいですけど。

澤目:私も聞いてみたかったのですが…男性と女性で買うものの傾向はあるのですか?

若狭:はっきりとは言えませんが…男性は見た目、女性は内容と価格で選んでいるようです。あと、何故かは分からないのですが、年配の女性は「ムースが苦手」という方が多いです。不思議ですが…。「ケーキ=スポンジが入っている」ということなのでしょうか…?。

澤目:「昔ながらのケーキ」ファンもいらっしゃるということなんでしょうね。お客さんで多いのはどういった方ですか?

若狭:多いのは40〜60代の主婦の方です。あとは勤務帰りの男性が良くお土産に買って行かれます。このお店のシュークリームは麻生店とも『材料』が違い、江別産の小麦と牛乳を使用していますので…「ここにしかないシュークリーム」ということでご贔屓にしていただいている方も多いです。


【店内の様子】取材に飽きた…、いや、これも取材ですから〜。

澤目:ところで、若狭さんはどういった経緯でこのお店でご勤務されているのですか?

若狭:本当は大丸店で勤務したかったのですが…(笑)。応募したときに丁度人員が決まってしまっていました。その代わりに大麻店がオープンするということで、最初は大麻店で働き始めました。とにかく接客が好きなことと、このお店のケーキがあっさりした味で好きだったこともあり、ずっと働いています。

澤目:そして今は本店(このお店)の店長さんなんですよね。素敵です。

若狭:ありがとうございます。このお店での勤務も7年になりました。

渡辺:その店長さんにお伺いしたいのですが、サービス面で心がけていることってありますか?実はこう見えても私たち、今回は『ベイクド・アルル』さんの素敵なサービスを見習いに来たのです。

若狭:そうですね…。大したことではないですが、各職員に「係り」を付けています。

渡辺:???

若狭:江別店の店員3名でいうと、1名は「お客様係り」でお客様の購入履歴や特徴を覚えて接客に活かしています。もう1名は「笑顔係り」で、とにかく笑顔を徹底します。私は「お話係り」で、チャンスがあればどんどんお話を伺っていくようにしています。

渡辺:工場の職員さんにも係りはあるのですか?

若狭:全員ではないですが…例えば焼き菓子作る人は「焼き菓子つくりまっせ係り」とか…(笑)。

渡辺:そのままですね(笑)。でも可愛らしいです。

若狭:そういう係りがあると日々の業務に張りが出るようです。また、その人その人の良い部分、頑張っていることを認めてあげることにもなるのではないでしょうか?

澤目:発想がとても素敵です。ますますファンになっちゃいました。他にも気をつけていらっしゃることはあるのでしょうか?

若狭:あと、「いらっしゃいませ」の後に「こんにちは(こんばんは)」を付けること、最後のお見送りを行うことを徹底しています。サービスの基本ですね。

澤目:挨拶って大事ですよね…。私たちも頑張ります。

若狭:とにかく、「江別の地域密着店」として、皆様に少しでも親しんでいただこうと私たちなりに一生懸命やっております。


【取材の風景】忙しくても笑顔が絶えません。伺ったサービスへの取り組みのお話は職場でも活かしたいです。

澤目:病院の近くで頑張っている方がいらっしゃることを改めて知ることができ、大変励みになりました。また、サービス向上に対する意識の高さや取り組みは、私たちも見習わなくてはならないものだと感じました。最後に、この『突撃取材』の読者に一言お願いします。

若狭:最後なのでお店からお知らせさせていただきます。当店では4月10日から5品、詳細は秘密ですが…新商品を販売いたしますので楽しみにしていてください。あと、折角取材に来ていただいたので…「突撃取材見た」でシュークリーム1個プレゼントいたします。

一同:ありがとうございました。

【特典】

「江別すずらん病院の突撃取材を見た」で、『ベイクド・アルル』さんの看板商品である「さくもちシュー」を1個サービスいたします。
※お一人様1回限り、2013年4月10日〜2013年4月末日まで。他の商品購入時に限ります。


【最後に…】職員にお土産を買って、今回の取材は終了です。


【購入した商品】一体何人分なのでしょうか…。甘党職員多すぎ!

(4月3日に取材を行いました。写真に使用したスイーツは個人負担で購入しております。また、取材は勤務時間外に行っておりますので念のため。なお、「地域の顔が見えるホームページ」作りを今回の趣旨としておりますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。)

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