デイケア食堂日誌

2012年04月『栄養士さん直撃インタビュー』

 美唄メンタルクリニックの特色の1っとして、厨房つきの食堂があることと、そして栄養士さんが常駐していることがあります。栄養士さんは食堂の献立作成はもちろんこと、デイケアスタッフとして栄養教室や調理実習を行なったり、時には事務職だってやっちゃいますぜ。そんな幅広い活躍を見せている栄養士さんに、今回デイケア食堂についてのインタビューをしてみました。

Q.献立はどのように考えていらっしゃるのですか?
A.そうですね・・・料理の種類も増やしていきたいのですが、まずは1つのメニューに注目して、食材や味付けを変えてみて一番よいレシピを探しています。最近だと・・・肉巻きの中身はニンジンとインゲンだったのをゴボウトアスパラに変えてみたらよりおいしくなりました。

Q.新しいメニューとかにも挑戦するのですか?
A.そうですね。まず自分の家で作ってみてよかったものは食堂のメニューや調理実習に取り入れたりしてます。でも新しいメニュー、というのは難しいですね。それに、先ほども言いましたように1つのメニューをよりよいものにしていくのも大切ですし。

Q.なるほど・・・。他に献立を考える上で大切にされていることはありますか?
A.彩り、ですかね。やっぱり食欲をそそる見た目、というのは大切ですから。その意味ではニンジンの赤い色は欠かせません、とても重要な存在です。

Q.行事メニュー、というのもありますが・・・。
A.そうですね、その季節やイベントに合わせたメニューも取り入れています。クリスマスのチキンとか、ひな祭りのちらし寿司とか・・・。

Q.メンバーさんも喜んでましたね。そういった献立ももちろんカロリーを計算した上で、ということですよね?
A.そうですね.どうしても行事メニューは少し贅沢になってしまうのでその他の日の献立で調整したりしてます。1ヶ月で平均して適性カロリーになるように心がけてます。

Q.逆にカロリー計算をする上で困ってしまうことはあります?。
A.できれば調味料を追加しなくてもおいしく食べられる味を出せたらな、と思ってます。一応それさらにおしょうゆなどをかけなくても十分な味付けをしてるんですが、中には辛い味が好きでさらにいっぱいかけちゃうメンバーさんもいるので。

Q.せっかくカロリー計算してるんですから、ぜひそのままの味で食べてほしいということですね。
A.はい。でも、おいしかったよっていてもらえるのは本当に嬉しいです。

Q.最後に何かメッセージを。
A.先生、インタビューもいいですが仕事をしてください。

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