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コラム2015年08月「クワガタ部活動日記活動報告部員澤口編 in 市内近郊河川敷&石狩市厚田地区」
「すずらん病院夏祭りを盛り上げたい」という一心と、「面白そう！昨年のリベンジだ！」と「カブトムシ・クワガタ捕獲対決2015」に参戦したものの、夏祭り当日2週間前となり「なんか面倒くせー」という気分と、「何とかせねば！」という気持ちが入り乱れた中、加藤部長は意気揚々とデイケアにやってきて、「こいつらの世話頼むわ〜」と、虫かごに入れられたクワガタ数匹を持ってくる有様です。
やはり当日「ダメでした〜」は無いよな〜、他の部員達はどうするのかな〜？と思い、聞き込み調査。まずは山平部員の動きを調査。その前にOT77号に「山平さんクワガタ採りに行くとか言ってた？」と私が訪ねると、「山平さん何か秘策があるらしいですよ」とさらに私を焦らす発言をするOT77号。次に長友部員に「どうするの？」と私が訪ねると、「前日の夜に賭けます！」と、これまたギャンブルで大穴狙いの様な訳の解らない返事が返ってくる(?_?)。
そして、いよいよ夏祭り1 週間前となり、しぶしぶ捕獲作戦を開始した。
市内某河川敷に向け出発。暑い！小学生の頃のクワガタ採りの記憶では、水辺の柳の木にノコギリクワガタがたくさんいたはず！と経験と勘を基に柳の木が生い茂る河川敷奥まで侵入。近くに橋もあり街灯もたくさんある。これは1 級ポイントに間違いなし！と意気込むも……
ところが、背丈の高い草木を掻き分け柳の木を目指すも、ノコギリクワガタはいない。木を蹴飛ばすとゴミムシやカミキリ虫しか落ちてこない。「うーんこれじゃポイントにならんしな〜」と独り言を言いながら、移動する。歩いていると、虫やら蜘蛛の巣などが体中にこびり付き、だんだん背の高い草木を掻き分けて林の中に入るのが嫌になった（小学生の頃は平気だったのにな〜）。
「そこまでしてクワガタなんか採ることない」と心のテキト-スイッチがONになり、クワガタ採り終了！！
そんなこともあろうかと、車の中に釣り道具一式を積んでおり、次は魚釣りのスイッチがONとなってしまった。先日、美唄クリニック釣り部の職員から手ほどきを受けたナマズのルアーフィシング。ちょうど良いポイントが無いかなぁ〜とクワガタ採りのついでに探していたのである。よさそうな場所を発見！
早速ルアーを投げると直ぐにナマズの反応が「バシュ」と独特の捕食音が聞こえ、私の投げたルアーに反応してきた。
「うん、ここは居る！」普段、仕事では発揮できない「野生の勘」を素晴らしく発揮！少し場所を移動し、いかにも大物が居付いていそうな場所にルアーを投げる。すると……
「バシュ・バシュ・バシュ」と3回も音をたて追っかけて来た！
すかさずフッキングに持ち込み、初めての場所で60センチはありそうな大物を1匹ゲット！
（ナマズもクワガタポイントにならないかな？）
クワガタポイントに加算されるか？
クワガタ採りを忘れ、早速、ナマズ釣りの名手である美唄クリニック釣り部員に連絡。ナマズが活動的になる夕方に集合する事となり、夜の釣り大会が開始されました。全員で夜10時まで粘り、5匹のナマズを釣り上げました！
そして8月7日、いよいよ夏祭り前夜！1週間前より明らかに気温が下がり肌寒い、条件が悪すぎる。期限が迫らないとやらない体質は、なかなか治らないものだ(-_-;)妻に「カブトムシ採りに行ってくるわ〜」と伝えるも、無言で時計を見て自室に消えて行くのでした(—_—)!!
重い身体に鞭を打ち、深夜の23時に自宅を出発。ある勉強会で仲良くなった方から教わった、カブトムシの鉄板ポイントに向かう。
おおよその場所しか聞いておらず、深夜に人里離れた山道を走るのはちょっと薄気味悪い。
「本当にたどり着くのだろうか？」と不安になる。「ダメだったら深夜に活性が高くなるナマズ釣りをしたらいいさ！」と心のテキトースイッチがつぶやいている。当別町の外れにさしかかった時に、いかにもというナマズが生息していそうな用水路を発見。しかし、釣竿は持って来たが肝心なルアーを忘れてきた。「ナマズ釣り終了！！」
深夜の12時を回り、いよいよ覚悟を決めカブトムシ捕獲に集中する。教わった風景が目に入る。車を降りて歩いていく。
真夜中なので地理的に良くわからないがひたすら徒歩で突き進むと、ここかな？という場所を発見！
ライトを照らすと、カブト虫がたくさんいる！興奮を隠しきれずに目をこらすと、至る所にカブトムシがいる。しかも、そのほとんどがオス。視界に入るだけでも10匹以上はいました！
しかしある事情により、1匹だけしか捕獲せずに深夜2時に帰宅しました。
バザーは大盛況でした。ご来場ありがとうございました！
8月8日、夏祭り当日を迎える。ん？肝心の加藤部長がいない。
「プライドをかけたカブトムシ・クワガタ捕獲対決2015」とかあれだけHP上でも盛り上げておいて当日休みかい！と一人で突っ込みを入れてしまった。
私もバザーやその他イベントの準備で忙しく、すっかりカブトムシの展示を忘れてしまいました。山平部員の立派な〇〇クワガタの展示のみというオチで捕獲対決は幕を閉じました。
そして私が捕獲したカブトムシは、デイケアのメンバーさんが太郎と名付けて下さいました。なんと太郎は現在、心優しいOT77号に大切に飼育されております。めでたしめでたし。
その後例のナマズポイントは、休日や仕事帰りに気軽に楽しめるフィールドとして、すずらん病院釣り部のメンバーと共に大切にしています。そして、カブトムシ・クワガタ捕獲対決2015結果はいかに……
おしまい
捕獲種類別ポイント表
| 種類 | オス | メス | 加藤 | 長友 | 澤口 | 備考 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| カブトムシ | 10 | 3 | 26 | 3 | 10 | |||
| ク ワ ガ タ | オオクワガタ | 700 | 100 | 0 | 0 | 0 | ||
| ノコギリ クワガタ | 長歯型 （弓型） | 100 | 10 | 0 | 0 | 0 | ||
| その他 | 50 | 0 | 0 | 0 | ||||
| ミヤマクワガタ | 15 | 5 | 50 | 0 | 0 | |||
| アカアシクワガタ | 5 | 2.5 | 0 | 0 | 0 | |||
| コクワガタ | 5 | 2.5 | 15 | 5 | 0 | |||
| その他 | 300 | 950 | ナマズ捕獲・釣り部活性化 | |||||
| -750 | カブトクワガタやる気なし | |||||||
| 計 | 91 | 308 | 210 | |||||
【今回の点数表】
カブトムシは未成熟の個体が多かったみたいなので、1匹のみ捕獲というのは妥当な対応と考えます。
また、毎回点数が高くなる「その他」ですが、ナマズはウグイより価値のある魚（？）なんだそうで450点にしています。しかし・・長友部員はかろうじて「カブトムシクワガタ部」でしたが、澤口部員はどう見ても「釣り部」としてのスタンス……（前半部分は完全にナマズ目的ですよね？）。よって、個人的な見解で減点しています（僻み根性で、釣り部で釣った5匹もカウントしておりません）。
そして長友部員もそうでしたが……奥さんとの関係は大丈夫なのでしょうか？今後、パートナーに尊敬されるような部活動を期待します。
もはや何の対決か分からなくなってきましたが……最終走者、山平部員の活動や如何に？
（文・写真:釣り部）
