旧美唄病院コラム

2008年8月(医療相談室)『医療相談室編』

 デイケアのプログラムで総合体育館に付き添いました。卓球やバドミントン、マシントレーニングにウォーキング、最近はミニバレーも加わり、各自思い思いの運動で盛り上がっていました。中には、アンチメタボリックということで、減量を試みる方もおられ良い汗を流しておられました。

 体重調整、自身の健康管理、とても大事なことです。しかし、減量を試み食べないダイエット→結局反動で大食い→リバウンド(涙)という結果も少なくありません。アンチメタボリック、とても大事なことですが「絶対ダメ」は確かにキツい。全く絶つよりも少し減らして、その分動けばあら不思議。意外と減量はすぐできたりするものです(体質にもよりますが)。

 「継続は力なり」、昔の人は良い言葉を話しています。ちょっとの我慢をずっと続けることができたなら、それはもうその人のすばらしい力だと思いませんか? 一時の欲望にまかせて無茶食いしたら、結局食事制限で食べられなくなった。こんな話はよくあります。要は、「好きなものや好きなことは、細く長く触れられたらそれでいいんじゃない?」ということです。良いことも悪いことも、「何事も程々に」が大切ですよね。利用者さんに混じって張り切りすぎ、筋肉痛がきそうな今日この頃、切に思いました。

デイナイトケア 宮本

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