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コラム
2019年8月「『コア美唄』で不眠について福場先生が講演会してきました(美唄三師会主催)」
ご報告が遅くなりました(;^ω^)
7月3日(水)、当院 副院長の福場将太が、美唄市内の大型スーパー『コア美唄』で睡眠改善術をお話させていただきました。
ご来場くださった皆様と会話しながらの講演です。
当院でも「ぐっすり眠れない」っと感じて悩まれて診察に来られる方がいらっしゃいます。一番の理想を言うと睡眠薬を飲まずに眠ることです。今回はお薬に頼らず解決するには、どのような方法があるかをご紹介させていただきます。
朝、目覚めたら日光を浴びて、お昼はお買い物や野良仕事で活動して体を動かすことが大切です。会場にいた皆さんの中には貯金体操に参加されてる方もいらっしゃいました。「わたしは朝畑仕事をして太陽の光を浴びてお昼に沢山体操したので今夜眠れるかも!」といった声が聞こえてきました。
眠る4時間前に晩御飯を食べ終わりましょう。
眠る3時間前、軽―くストレッチするとよいと思います。
眠る2時間前、入浴しましょう。
眠る1時間前、部屋を薄暗くしてのんびり過ごす。
眠る0時間前、おやすみなさい。
こんな感じが理想的です。
食事で眠くなるよう心掛けられる方法もあります。
寝る4時間前のカフェインを含むコーヒーやコーラ・チョコレート等やアルコール摂取は睡眠導入を阻害する可能性があるので控えることをお勧めします。
安眠効果が期待できるらしい食品としてL-トリプトファンを多く含む食品である大豆、不眠を緩和するセロトニンを多く含んでいるキウイ、牛乳などの乳製品があります。ネットを検索すれば他にもたくさんあると思います。
会場では熱心にメモをされる方もいらっしゃいました。効果には個人差はあるとは思いますが、お薬に抵抗がある方は、試してみるといいかもしれません。
眠れないという悩みの原因は人それぞれあると思います。最適な睡眠時間は個人差があるものですし、中にはお仕事上不規則な生活をされている方もいらっしゃいます。自分の症状と原因に合わせた、一番良い方法で治しましょう。
「睡眠」は心と体の疲れを癒して元気にしてくれる名医です。
毎晩ちゃんとこの名医の治療を受けて、健康に暮らしていきましょう。
(文・食いしん坊事務員、写真・食いしん坊事務員と愉快なカメラマン)