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デイケア活動日誌
2012年6月『創作がいっぱい』
美唄メンタルクリニックデイケアの作業療法における創作活動は創作スペシャリストスタッフの指導の下、メンバーの皆さんの日々のコツコツとした製作の結果が出始めています。
最近、メンバーさんの間でひそかなブームとなっているのがレザークラフト。作業療法としても多くの病院で取り入れられていますが、当クリニックでも盛んです。特に従来から行われていた財布やカードケースのみならず、革アクセサリーにも挑戦する方が増えてきました。
例えば、型紙から切ったこんな革が…
こんな素敵な靴のアクセサリーに!
ペンの大きさから靴の小ささがわかるでしょうか。
かわいいですね★
更に、定番の財布や小銭入れに…
レースやきれいな布を張り合わせて出来上がり。
初心者でも作れます。
中身はこんな感じです。
見た目もエレガントですね☆
それらをケースに収納するとまたステキ!
また、当初は籐細工を少しずつ行っていたのですが、濡らして編んで完成する前に乾いてしまって、また編んで、ポキッ…あれ??折れちゃった!?ということが続いていました。でも今は荷物用の紐を使用し、編んでいます。
その結果…
針金を支柱にして編み続け…
見事完成!!
その他にも努力の結晶がたくさんあります!
布の造花や
牛乳パックにあんでるせん工芸の
クルクル棒を張り付けたペン立てなど。
このように美唄メンタルクリニックでは創作プログラムが盛り上がっています。プログラム終了後もどこからともなくトントントン… 革に穴を開ける音が聞こえてきます。どうやらハマったようですね♪
5月のちぎり絵でも紹介したように、創作活動には集中することによるストレス回避効果もあり、更なる意欲の向上と心身の安定に効果があるとされています。当デイケアでもメンバーの皆さんの作業する姿を見ると真剣そのもの。多くの方が「時間があっという間に過ぎ去る」とおっしゃいます。最初は複雑そうに感じる作業も教わりながら少しずつ進めていくとその成果が目に見えることが嬉しいのではないでしょうか。これからも更なるレベルアップを目指したいと思います!
(文・写真 原田高至)