旧美唄病院コラム

2009年11月『ピッカピカの1年生 in 医療相談室』

 今年の3月末から当院で働いています、医療相談室の精神保健福祉士(以下、PSW)の長谷川と申します。大学を卒業したばかりの社会人1年生です☆

 さて、PSWといっても聞きなれない方が殆どだと思うので、今回はPSWとはどんなことをしているのか知っていただけたらと思います。
 当法人のPSWは医療相談室3名、デイナイトケア1名、クリニック2名の計6名です。医師や看護師、その他多職種に支えられ共にお仕事をし、「ワーカーさん」と呼ばれています(気になる方は“PSWとは”で調べてみよう!!)。

 PSWの仕事は様々です。医療相談室だと……患者さんからの困りごと相談や家族や役所等からのなんでも相談、入院手続きや見学案内、退院後に利用できる制度の説明、年金や介護認定の手続き代行、緊急時の連携・連絡などパッと浮かぶだけでもたくさんあります。旬なお仕事だと、新型インフルエンザの接種に関する保健センターとのやりとりや、2010年のカレンダー配りにもPSWが関わっています。

 私事ですが……当院で働き始めて早8ヶ月。昨年の今頃は実習を終え、卒業論文を必死に書きつつ国家試験の勉強に明け暮れ、こんなにもたくさんの仕事があるだなんて当時は想像すらできませんでした。
 最近はだんだんと病院で働くことに慣れてきましたが、慣れすぎないことが課題です。慣れていくことで、新しい発見や気付きが減っていってしまいます。TELや面談など初めて話す機会が多い私たちだからこそ、新しい感覚で、見たり聴いたりすることはとても大切なことです。なので勉強会や研修会で、様々な意見を聞いたり話したりして、新しい感覚を養っています。

 まだまだ至らないことが多いですが、全力で聴くことを念頭に日々奮闘しています。相談ごとがあったら、「こんなこといったら変かしら……」とか「ここに相談することじゃないかも知れない……」と考えてしまうかもしれないけれど、相談してみてください。

 一緒に考えて生きましょう。

医療相談室 長谷川 聡美

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