精神科デイケア・ゴールデンベル

活動日誌 2021年04月「新しいプログラムの紹介」

◆これまでのこと

みなさんこんにちは。昨年からのコロナ過の影響で、どこの医療機関でもデイケアのプログラム作りに苦戦していると思います。すずらん病院デイケアでも昨年度は3密を避け、野外でのプログラムを多く取り入れました。私自身,子どもの頃から外遊びが好きなのと、病院近郊には自然があふれており、活用できる資源がたくさんあることが理由でした。森林ウォーキング,夏の野外でランチ&魚釣りやミニ登山、焚き火の会、冬の氷上ワカサギ釣りなどコロナ対策プログラムを実施しました。(出来るだけ外で行うプログラムを取り入れました。周辺の環境や自然に感謝!!)

今年度は,感染対策を徹底しながらも、新型コロナと上手に付き合いながら,必要以上に不安にならずに,通常のプログラムに近い運営を行っていくことが求められていると感じております。

◆新しいプログラムについて

R3年4月から新たなプログラムとして「ボランティアクラブ」というものを始めました。
具体的に何をするかとういと、病院内で困っている事見つけてお手伝いさせてもらうというものです。

デイケアのメンバーさんも「人の役に立ちたい」「仕事がしたい」という方が多くいます。
そこで,病棟で入院患者さんが日々使用している車椅子のお手入れを思いつきました。
職員の手が回らず、ご高齢の患者さんが使用している車椅子の多くはメンテナンスが行き届いておらず、汚れたまま使用している方が多かったのです。病棟の看護師さんにメンテナンスを申し出ると快く,お願いしたいと言っていただけました。早速メンバーを募り始めました!!

病棟から車椅子を預かり,汚れているところを探します。
洗剤、ブラシ、ドライバー、タワシ等を使って丁寧に汚れを落としていきます。
二人一組で作業していきます。

裏返しにして見えないところまで隅々丁寧に行います。集中しすぎると疲れるので,音楽をかけたり,冗談を言い合ったり、コロナの影響もあり会話は控えめですが、ワイワイやっています。

1時間半の作業はあっという間です。

仕上げは,消毒液が入っている洗剤で全体を拭いて完成です。

参加者の感想は、

  • あっという間に時間が経つ。
  • 仕事みたいで楽しい。
  • 誰かの役に立ててうれしい。

など,前向きな感想が多かったです。
役割や支え合うって大切ですよね。

◆このプログラムの目的と効果

少し真面目なお話に戻りますが,懲りずに読んでいただけると嬉しいです。

目的 就労を目指しているが既存のプログラムではカバーできない、実務的作業の体験をすること。
責任感,遂行能力,忍耐力,就労意欲の強化と労働の楽しさ,大変さを知ること。
効果 自己肯定感の高まり,病気や障害があっても誰かの役に立てるという実感が持てる。
働くことの楽しさや希望がもてる。

以上,最後は真面目なお話になりましたが,今後も様々なプログラムやユニークな取り組みを紹介していきたいと思います。

(文・写真/デイケアソーシャルワーカー)

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